宮崎県宮崎市の佐土原町、佐土原駅から児湯郡に位置する川南町までの区間を先日歩いてきました。終日のレポートは僕らの店のWEBサイトに掲載させていただきましたので、リンクを貼っておきます。
この区間を歩いて楽しむ見どころのひとつは、波際を歩いて楽しめるという点。
“みんなが歩いて楽しめる道”をテーマに考えています宮崎県の道で、海沿いを歩く道は舗装路を歩く箇所が多いのですが、未舗装路は足にも優しく快適です。
しかも良い波が立つ海沿いを歩いて楽しめるというのは、宮崎県らしい風景のひとつ。
歩きやすいコースとしては以下のような感じだと思います。
1.佐土原駅 – 川南駅まで一気に
JR佐土原駅 – JR川南駅(約35km)
次の都農駅まではさらに距離があるので、一気に北上する方は事前チェックを怠らないように。
2.佐土原駅 – 高鍋駅
25km弱の行程で、川南駅まで歩くのが辛いという方におすすめな半日コース
3.佐土原駅 – テント泊 – 川南駅
佐土原駅を出発して、富田浜キャンプ場または、高鍋海水浴場キャンプ村でテント泊をした後に川南駅まで。
※高鍋駅周辺の食事処を活用して高鍋海水浴場キャンプ村が個人的にはおすすめ
宮崎県は東側が海に面しているため、どこからでも朝日を眺めることができ、早朝から行動していれば海から昇る陽を眺めてのスタートが可能で、僕らが下見を行った日も朝は日の出を眺めてからのスタート。

朝日を眺めてのスタート
冬の海岸線ではオオニベを釣る方々の姿が風物詩のように有名ですが、サーファー、釣り人、朝の散歩を楽しむ方と、素敵な光景と波の音を聞きながら海岸線を歩くのは本当に快適な時間です。
もちろん日南海岸のように舗装路を歩きながら眺める海も素晴らしいのですが、ビーチを長く歩いて楽しめる区間というのは佐土原町から川南町前後の区間。

朝日を受けながら海岸線を歩く
宮崎県と言えば”海”を連想する方が多い場所ですが、サーファーや釣り人で賑わう海を歩いて眺めながら楽しむというのは、まだまだ浸透しておらず”デイパックを背負って歩く人”に出会うことは少ないですが、この区間は本当に贅沢な区間。
※ただし、潮見表などをチェックして潮の満ち引きを考えておかなければなりませんが。

波際を歩く
晴天の日には真っ青な海。
さらにこの区間にはキャンプサイトも存在しているため、36km程度の区間を一回で歩き切るのも良いですが、テントを担いで2日間かけてのんびりと楽しむにもオススメ。トイレも定期的に設置されているため、実際に歩いてみて実感しましたが、本当に気持ちよく快適に歩ける区間です。
是非、チェックしてみてください。